研究課題
挑戦的萌芽研究
自作の超高真空・走査トンネル顕微鏡(STM)装置を用いて、MgO基板上の単一Fe原子の磁気異方性解明を目指した。Fe(001)ウィスカ単結晶を基板とした。Fe(001)表面を室温で1L酸素暴露後850K以上に加熱することでFe(001)-p(1x1)O原子テラスを得た。Mgを1原子層蒸着し酸化・アニールにより原子レベルで平坦なbcc-MgO(001)膜基板を作成した。この上にFe原子膜を吸着するとギャップは消え電子状態ピークの発現を確認した。次に、極低温STM装置にてFe単原子蒸着実験を行った。しかし、突如、真空度が悪化し復旧に6か月を要した。今後、Fe原子の吸着実験を再開し測定を継続する。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 8件、 招待講演 7件) 図書 (1件) 備考 (1件)
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