研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は生きたマウスの頭蓋骨を透明化することにより,脳活動を広範囲にしかも長期間観察する技術の開発を目的とする.27年度,頭蓋骨透明化試薬の開発を終了し,マウス摘出頭蓋骨を24時間以内に透明化することに成功した.28年度,透明化試薬をマウス頭蓋骨の外側から適用し,マウス頭蓋骨透明化を目指した.透明化処理24時間後,頭蓋骨の透明度があがり脳表面の血管および大脳皮質を透見できるようになった.トランスジェニックマウスに上記の頭蓋骨透明化技術を適用すると,大脳皮質の神経活動ネットワークを連続的に解析することが可能であった.本技術は脳全体の神経活動解析に広く活用できるものと期待している
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (1件)
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巻: in press