研究課題
挑戦的萌芽研究
本課題では、テラヘルツ、ピコ秒領域の時間波形をリアルタイムに計測する技術を開発するために、波長ごとに時間差(チャープ)を付けた超短パルスレーザーと、群速度分散を用いて時間波形をナノ秒領域にまで伸長する技術を組み合わせることを試みた。その結果、シングルショットで波形を取得することに成功し、光誘起相変化材料や、光非線型応答、テラヘルツ電場波形のシングルショット検出に成功した。また、チャープファイバーブラッググレーティングと呼ばれる分散素子を用いることで、高感度に、高い信号雑音比で波形を得ることにも成功した。これらの結果は、本手法がテラヘルツ領域の波形計測手法として非常に期待できることを示している。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 16件、 招待講演 1件) 備考 (4件)
Opt. Exp.
巻: 24 号: 26 ページ: 30326-30337
10.1364/oe.24.030328
120005982553
Nature Photonics
巻: 10 号: 12 ページ: 762-765
10.1038/nphoton.2016.205
Sci. Rep.
巻: 6 号: 1 ページ: 37614-37614
10.1038/srep37614
120006534976
Appl. Phys. Lett.
巻: 107 号: 17
10.1063/1.4934697
120005667737
巻: 5 号: 1
10.1038/srep15870
120006541921
巻: 107 号: 6 ページ: 062901-062901
10.1063/1.4928480
10.1038/srep13530
120005667739
Rev. Laser Eng.
巻: 43 ページ: 208-212
130007957109
日本物理学会誌
巻: 70 ページ: 770-775
http://www.ultrafast.ynu.ac.jp/index.html
http://www.laser-nanoscience.ynu.ac.jp/ja/