研究課題/領域番号 |
15K13397
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
伊藤 雅英 筑波大学, 数理物質系, 教授 (30150874)
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研究分担者 |
青木 貞雄 筑波大学, 数理物質系(名誉教授), 名誉教授 (50016804)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 電磁場解析 / 準結晶 / X線集光素子 / 回折限界 / 準結晶構造 / X線集光素子 / X線集光 |
研究成果の概要 |
ウォルターミラーやゾーンプレートなどの軟X線域の集光光学素子は光の利用効率が低く開口数も小さいため、顕微システムなどにおいて明るい像が得られず、また解像度を上げることが困難となっている。本研究の目的は,準結晶パターンからの回折光が波長以下のスポットを作成できることに着目し,X線を原子オーダーのスポットに集光することができる新しい光学素子を開発することである。 本報告では、準結晶集光素子のシミュレーションによる波長オーダーの集光確認、作成した集光素子による軟X線の集光の実験的な確認の二つを目標とした。準結晶の集光原理を明らかにすると同時に、原理的に波長レベルでの集光が可能であることを示した。
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