研究課題
挑戦的萌芽研究
テラヘルツ帯の光子計数技術とその天文観測への応用に関し、その実現のための要素技術を検討、開発した。量子型検出器であり高速動作が期待できる超伝導トンネル接合(SIS接合)を採用し、産業技術総合研究所の超伝導アナログ・デジタルデバイス開発施設(CRAVITY)を用いてリーク電流1 pAのSIS接合を開発した。これをアンテナと結合したSIS検出器を設計し、数値シミュレーションで確認するとともに、微弱な信号を読み出す回路の構成を検討した。またヘリウム4を用いた0.8 K吸着冷凍器を開発し、高い冷却能力を実証した。これら要素技術の開発研究により、光子計数型検出器の実現に技術的見通しを得られた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (31件) (うち国際学会 15件、 招待講演 1件)
JAXA Special Publication
巻: JAXA-SP-17-009E ページ: 261-264
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11th Superconducting SFQ VLSI Workshop SSV 2018 -- Program and Proceedings
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Journal of Low Temperature Physics
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