研究課題/領域番号 |
15K13484
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
嶋 達志 大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (10222035)
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連携研究者 |
堀田 智明 大阪大学, 核物理研究センター, 助教 (30332745)
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研究協力者 |
佐藤 賢治 株式会社島津製作所, 基盤技術研究所, 主任研究員(課長)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 二重ベータ崩壊 / フラットパネルディテクタ / アモルファスセレン / ニュートリノ |
研究成果の概要 |
医療用X線撮像デバイスとして普及しているフラットパネル検出器(FPD)は有感層にアモルファスセレン(A-Se)を用いており、二重ベータ崩壊測定試料として有望な82Seを含むため次世代の二重ベータ崩壊実験への応用が期待される。通常のFPDではA-Se膜を支持するガラス板が不感領域となるため、支持層を半導体検出器に置き換えたする構造を考案した。A-Seの成膜には蒸着法が用いられているが、高温下では半導体検出器の損傷が懸念された。そこで、高温を要しない還元法によるA-Se製法の開発を行なった。その結果、普及品よりも純度が高く、かつ漏れ電流の少ないA-Seの製法が確立した。
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