研究課題/領域番号 |
15K13487
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
本間 謙輔 広島大学, 理学研究科, 助教 (40304399)
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連携研究者 |
阪部 周二 京都大学, 化学研究所, 教授 (50153903)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 強い相互作用 / インスタントン / トポロジカル / ソリトン / カシミア効果 / アクシオン |
研究成果の概要 |
周期的境界条件によって生ずるトポロジカルに縮退した真空状態をθ真空と呼び、インスタントンは異なった巻き付き量子数間のトンネル遷移として解釈される。θ真空の存在は、QCDのU(1)問題を解決する上で理論上必要とされ、かつ、QCDラグランジアンのCP不変性を解釈付けるアクシオン場導入の背景としても必須となる。しかし、θ真空は解釈のために導入されたという意味で依然として形而上的であり、その物理的実存性が実験的に顕在化できているとは言い難い。そこでθ真空の物理的実存性を示すために、インスタントン効果の本質を顕在化させるための実験を試みた。
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