研究課題/領域番号 |
15K13488
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 武蔵野美術大学 |
研究代表者 |
宮原 ひろ子 武蔵野美術大学, 造形学部, 准教授 (00532681)
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連携研究者 |
堀内 一穂 弘前大学, 理工学研究科, 助教 (00344614)
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研究協力者 |
Zhou Limin East China Normal University, Professor
Xu Hongyang East China Normal University, Professor
坂下 渉 筑波大学, 生命環境系, 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 宇宙線 / 宇宙線生成核種 / 太陽活動 / 炭酸塩堆積物 / ベリリウム10 / 堆積物 |
研究成果の概要 |
本研究では、古い年代でも厳密な1年分解能で宇宙線変動を復元できる手法を開拓すべく、炭酸塩堆積物に含まれるベリリウム10の基礎分析を行った。トゥファ堆積物およびトラバーチン堆積物の濃度特性、トラバーチン堆積物の雨季層および乾季層ごとの濃度、また経年変化の分析を行った。あわせて、ベリリウム9および微量金属元素についても分析を行った。研究の結果、堆積速度の補正を行い、さらに微量金属元素による補正を行うことにより、中性子モニターで測定された宇宙線変動と矛盾しない変動が、トラバーチン堆積物の乾季層のベリリウム10から得られる可能性が示唆された。
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