研究課題/領域番号 |
15K13502
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中村 亮介 大阪大学, 産学連携本部, 特任講師 (70379147)
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研究分担者 |
梅村 信弘 千歳科学技術大学, 理工学部, 准教授 (40580098)
神村 共住 大阪工業大学, 工学部, 准教授 (40353338)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 赤外吸収 / レーザー分光 / 光学活性 / タンパク質 |
研究成果の概要 |
チャープパルスアップコンバージョンによって中赤外光から可視光へ変換したのちにスペクトルを取得することで、高感度・高精度なキラリティ検出を実現することを目的とした。中赤外光アップコンバージョンの非線形光学結晶として、LiGaS2を提案し、少なくとも1200 cm-1以上で高効率であることを示した。アップコンバージョンを用いたフェムト秒中赤外分光システムを構築し、スペクトル分解能2.8 cm-1、時間分解能0.2 ps、ノイズレベル10-4を達成した。キラリティ情報を取得するには至らなかったが、励起光に対して偏光制御と波長可変狭帯域化を取り入れ、構造敏感な赤外分光システムを実現した。
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