研究課題/領域番号 |
15K13504
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
水野 清義 九州大学, 総合理工学研究院, 教授 (60229705)
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研究分担者 |
六田 英治 名城大学, 理工学部, 教授 (80298166)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 電界電子放出 / タングステン針 / 電界誘起ガスエッチング / 電界イオン顕微鏡 / 表面構造解析 / 低速電子回折 / 電界放出 |
研究成果の概要 |
タングステン針を電界誘起酸素エッチングで先鋭化し、極低バイアス電子放出状態を得た。その電界放出パターンは、液体窒素温度では点状に収束しており、室温付近ではリング状に変化した。この現象は単純な電界放出では説明がつかず、仕事関数低下、エキソ電子放出、絶縁物のチャージアップの影響が示唆される。しかし、条件の確立には至らなかった。一方、低い引出電圧で広がり角5度以下の電子線を効率良く得る方法を確立できた。 LaB6(100)単結晶表面の構造解析では、最表面のランタン原子と2層目のボロン原子との層間距離が結晶内部と比べて30 pm縮んでいることがわかった。
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