研究課題/領域番号 |
15K13505
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
|
研究機関 | 大阪大学 (2017) 大阪府立大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
石原 一 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60273611)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 光アンテナ / 波長変換 / 局在プラズモン / コヒーレント光 / 超蛍光 |
研究成果の概要 |
金属微細構造による光アンテナによって赤外インコヒーレント光を「可視域で発光する分子」に凝集させ、可視“コヒーレント”光に変換する、全く新しい光学過程の機構を理論実証することを目的とし、次の成果を得た。すなわち、アンテナ-分子結合系で分子を直接駆動する形式において非定常過程を利用した放射特性の解析を行い、連続入射光を反転分布形成後、急速に遮断することで、上方変換的な放射に加え、二準位系の数が増大した場合、超蛍光様の協力発光が起こることを明らかにし、当初狙いの効果を理論実証した。さらに分子の具体的空間配置に応じた遅延効果を正しく考慮した超蛍光の計算が出来る手法を初めて開発することに成功した。
|