研究課題/領域番号 |
15K13512
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小池 洋二 東北大学, 工学研究科, 教授 (70134038)
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連携研究者 |
野地 尚 東北大学, 大学院工学研究科, 助教 (50180740)
川股 隆行 東北大学, 大学院工学研究科, 助教 (00431601)
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研究協力者 |
畑田 武宏 東北大学, 大学院工学研究科
細野 祥平 東北大学, 大学院工学研究科
佐藤 和輝 東北大学, 大学院工学研究科
保坂 駿介 東北大学, 大学院工学研究科
中村 慎一郎 東北大学, 大学院工学研究科
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 高温超伝導 / インターカレーション / アルカリ金属 / 有機分子 / 鉄系超伝導体 / 遷移金属カルコゲナイド / 電荷密度波 / 遷移金属ダイカルコゲナイド |
研究成果の概要 |
超伝導転移温度Tc=8Kの層状物質FeSeにLiまたはNaと有機分子(ヘキサメチレンジアミン(HMDA)または2-フェニルエチルアミン)をコインターカレーション(共挿入)することにより、Tc=38-44Kの高温超伝導体の創製に成功した。このTc値はFeSe単層膜における値に近く、層間距離の増大によるTcのさらなる向上は期待できない。 また、層状構造を有するTiSe2およびMoSe2にLiと有機分子(エチレンジアミン(EDA)またはHMDA)を共挿入することにより、Tc=2.4-6.0Kの超伝導体、さらに、Ta2PdSe6にEDAを挿入することにより、Tc=4.5Kの超伝導体の創製に成功した。
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