研究課題/領域番号 |
15K13528
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
亀田 貴雄 北見工業大学, 工学部, 教授 (00233974)
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研究分担者 |
原田 康浩 北見工業大学, 工学部, 准教授 (80198928)
小澤 久 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (30371743)
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連携研究者 |
納口 恭明 国立研究開発法人防災科学技術研究所, アウトリーチ・国際研究推進センター, 契約専門員 (50360368)
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研究協力者 |
村井 昭夫
藤野 丈志
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 斑点ぬれ雪 / 生成メカニズム / 濡れ雪 / 水飽和した濡れ雪 / 白い斑点 / 白い斑点模様 / 形成過程の解明 / 白い気泡 / ぬれ雪 / 積雪 |
研究成果の概要 |
2015/16年冬季から2017/18年冬季までの3冬季にわたり,北見市,新潟市,金沢市にて斑点ぬれ雪の生成過程の観察を実施した結果,斑点ぬれ雪の生成時には,水飽和した濡れ雪に含まれている小さな気泡はほぼ数分以内に合体して,直径1cm以上の大気泡が形成され,それが白い斑点となることがわかった。この過程では白い斑点は浮いており,数cm程度水平方向に移動することもわかった。 また,弾性理論に基づき,白い斑点のパターン形成を検討した結果,白い斑点の間隔は濡れ雪の厚さの3/4乗,濡れ雪のヤング率の1/4乗に比例して長くなり,重力加速度の大きさの1/4乗に反比例することがわかった。
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