研究課題/領域番号 |
15K13534
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
吉岡 直樹 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究機構, 研究員 (10548209)
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研究分担者 |
島田 尚 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90431791)
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連携研究者 |
伊藤 伸泰 東京大学, 工学系研究科, 准教授 (70211745)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 粉体物理 / 統計物理学 / 粉粒物理 / 計算統計物理学 / 計算統計力学 |
研究成果の概要 |
粉体層中に大きな粒子が存在しているときに、その粒子が受ける力を調べ、「粉体溶媒」が通常の流体とどれだけ異なる性質を示すのか調べることが本研究の目的である。それを目指すため、本研究では、より限定的な状況として、粉体層中において近接した2つの推進体を準静的に動かした際に両推進体に働く力をシミュレーションにより調べた。 並列推進について、推進体間距離を変えることで、推進体が受ける抵抗力が非単調な変化をし、特に抵抗力の推進方向成分が最大になるような推進体間距離が存在することを見出した。 また、縦列推進については、推進体が受ける抵抗力がストークス流体と呼ばれる流体の結果に近い振る舞いをすることが分かった。
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