研究課題/領域番号 |
15K13535
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
杉山 雄規 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (20196778)
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研究分担者 |
時田 恵一郎 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (00263195)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | non-equilibrium system / phase transition / asymmetric interaction / collective motions / traffic jam formation / self-organization / coase analysis / adaptation / 非平衡開放系 / 非平衡定常状態 / 自己駆動粒子系 / 動的相転移 / 分岐現象 / 拡散写像 / カントロビッチ計量空間 / 非平衡散逸系 / 自己駆動粒子集団 / 集団運動の動的形態形成 / 非対称相互作用 / 生物集団運動の制御 / 非平衡系 / 次元縮約 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、非平衡開放系における構成粒子の集団が発現する巨視的運動現象を、個々の運動の詳細に立ち入らず、大量のミクロデータの集積から直接に現象を支配するマクロ変数と法則を効率的に見出す数理的手法("Coarse Analysis")を開発し、多体系の数理模型の解析や現象データに適用することである。 高速道路における交通流の渋滞発生現象を、拡散写像手法により車両集団の重心と分散を変数とする空間で現象を表現することにより、特徴的振舞いを明確に示した。また、粒子集団の作る形態の類似度を表現する空間で形態の時間変化を表現することにより、迷路において作られる最適な流動形態の安定性を研究した。
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