研究課題/領域番号 |
15K13551
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
木村 康之 九州大学, 理学研究院, 教授 (00225070)
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連携研究者 |
岩下 靖孝 九州大学, 大学院理学研究院, 助教 (50552494)
荒木 武昭 京都大学, 大学院理学研究科, 准教授 (20332596)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | コロイド分子 / ネマチック液晶 / 光ピンセット / コロイド構造体 / 電場応答 / 液晶 / コレステリック液晶 / 光駆動回転 |
研究成果の概要 |
近年、1粒子内に複数の異なる性質の領域を有したマルチパッチコロイド粒子系で新規構造体が形成されることが報告されている。本研究では、ネマチック液晶中に分散した球状コロイド粒子間相互作用が双極子的であることに着目し、これらを用いた2次元・3次元構造体の作成を行った。その結果、配向が反平行の粒子からなる正多角形構造体、正8角形構造体からなる2次元構造体(アルキメデス格子)、正方形構造体からなる穴あき正方格子構造体、四面体からなるカゴメ格子状構造体など新規構造体の作成に成功した。また、数ボルトの交流電圧下でこれら構造体の1次元サイズが1秒以下の応答時間で最大20%可逆的に収縮することを見出した。
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