研究課題/領域番号 |
15K13561
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
市原 美恵 東京大学, 地震研究所, 准教授 (00376625)
|
研究分担者 |
桑野 修 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 数理科学・先端技術研究分野, 研究員 (30511969)
|
研究協力者 |
菅野 洋 東京大学, 理学系研究科, 大学院学生
山河 和也 東京大学, 理学系研究科, 大学院学生
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 火山 / アナログ実験 / 振動 / 圧力波 / 音波 / 気液二相流 / 噴火 / 模擬実験 / 素過程 / 数理モデル / 非線形振動 / 流体 / 圧力変動 / 周期性 / 噴出率 / 波動 / モデル実験 |
研究成果の概要 |
火山噴火を模擬する室内実験を行い,圧力変化や空中音波を計測した.模擬火山噴火実験で見られた間欠的な噴出を伴うノコギリ波状圧力変動に注目し,その発生機構を調べる実験とモデル構築を行った.その結果,この実験系が実際の火山振動に対して提案されているモデルと物理的・数学的に相似なシステムであることが示された.また,気泡振動による圧力波発生機構を調べた実験では,3種類のメカニズムが存在すること,空中や水中の音波という観測可能量から音源の情報を引き出すためには,メカニズムの特定が重要であることが示された.様々な現象を包括する模擬実験を詳細に観察し,複雑な火山現象に対する新たな示唆が得られた.
|