研究課題
挑戦的萌芽研究
既存の水同位体情報データ同化システムをベースに、古日記に記載された情報の利用を念頭に置いた「古天気情報データ同化システム」を構築した。日本域の18地点で天気情報が観測されたとするデータ同化実験を行い、真値の雲量、表面気圧、気温、風速、水蒸気量、降水量などにどの程度近づくのかを調べた。その結果、ほぼすべての変数に、現実的な観測データ分布を想定した日本のほぼ全域で「良い」観測インパクトが生じていることがわかった。本研究により、古天気情報のデータ同化手法が確立され、現在最長で130年程度の大気再解析データを劇的に過去に延長できる可能性が示された。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 10件、 査読あり 12件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 8件、 招待講演 2件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
Clim. Past
巻: -
10.5194/cp-2016-12
Geophys. Res. Let.
巻: - 号: 6 ページ: 2792-2801
10.1002/2016gl072235
Climate Dynamics
巻: - 号: 1-2 ページ: 555-569
10.1007/s00382-017-3626-9
Advances in Meteorology
J. Geophys. Res. Atmos.
巻: - 号: 1 ページ: 246-263
10.1002/2016jd025443
J. Meteor. Soc. Japan
J. Geophs. Res. Atmos.
巻: - 号: 23
10.1002/2016jd025352
Scientific Reports
巻: 6 号: 1
10.1038/srep36584
120006347248
SOLA
巻: 12 ページ: 192-197
130005255019
Clim. Dyn.,
巻: - 号: 11-12 ページ: 3599-3614
10.1007/s00382-016-3287-0
Journal of Geophysical Research, Atmospheres
巻: 121 号: 14 ページ: 8410-8428
10.1002/2015jd024683
気象集誌. 第2輯
巻: 93 号: 5 ページ: 513-533
10.2151/jmsj.2015-036
130005110008