研究課題
挑戦的萌芽研究
気候に影響を及ぼすエアロゾル微粒子が積雪に取り込まれた後の挙動を知ることは、氷床コア解析による古気候復元や氷床モデリングで極めて重要である。本研究ではグリーンランドなど北極域で採取した積雪および氷床コア中のエアロゾル微粒子の定量評価を可能とするため、氷を融かすことなく測定可能なX線小角散乱(SAXS)法による測定技術を開発する。また、バルクの氷試料を薄片化することでX線の透過能をあげ、クリープ変形前後の微粒子の氷内部における挙動を定量評価し、クリープ変形に及ぼす微粒子の効果を明らかにする。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 6件)
Applied Physics Letters
巻: 108 号: 10 ページ: 1039011-4
10.1063/1.4943075
Philosophical Magazine Letters
巻: 95 号: 12 ページ: 564-573
10.1080/09500839.2015.1122243