研究課題/領域番号 |
15K13584
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
ジェンキンズ ロバート 金沢大学, 自然システム学系, 助教 (10451824)
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研究協力者 |
兀橋 大二郎
力石 嘉人
長谷川 卓
後藤 晶子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 生態系復元 / 窒素同位体比 / 殻体内有機物 / 化石 / アミノ酸 / 食物網解析 / 層位古生物学 / 生態系 / 食物連鎖 / 海洋生物学 / 分子化石 |
研究成果の概要 |
近年発展してきた生物試料に含まれる個別アミノ酸窒素同位体比に基づく食物網解析(栄養段階推定)法を化石に応用するための基礎実験を展開した.栄養段階が約2(藻類食)と想定されるサザエの現生(非加熱,加熱200℃,加熱400℃),化石(鎌倉時代と縄文時代)試料を対象として,殻の微細構造の観察と殻体内アミノ酸のD/Lとアミノ酸組成,アミノ酸窒素同位体比分析を行った.その結果,400℃加熱では殻体内アミノ酸が消失していたが,それ以外はすべて殻体中にアミノ酸が残存し,その組成は現生非加熱と類似していた.また,同位体比から計算される栄養段階は想定される約2となり,本手法が化石に応用可能であることを示した.
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