研究課題
挑戦的萌芽研究
細胞性粘菌の飢餓集合をモデルにして、単細胞生物から多細胞生物への生物学的変化の熱力学的原因を解明した。二匹の粘菌細胞が接近するに伴ってNADH量が減少し、接触したときに最小値を示し、その後細胞の分離とともに上昇する事が判った。細胞性粘菌集団の総NADH 量を,飢餓による集合体形成前後で測定しても、集合体形成により総NADH量は減少した。これら2つの実験結果は、互いに調和的であり、多細胞化の初期過程は、多細胞化によるエネルギー代謝効率改善に支えられたと考える事ができる。
すべて 2016 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 5件、 査読あり 9件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
In Vitro Cellular & Developmental Biology -Animal
巻: 52 号: 8 ページ: 799-805
10.1007/s11626-016-0049-6
ACS Biomaterials Science & Engineering
巻: 2 号: 12 ページ: 2333-2338
10.1021/acsbiomaterials.6b00538
J.Phys.Chem.C
巻: 120 号: 29 ページ: 15867-15874
10.1021/acs.jpcc.5b11721
J.Appl.Phys.
巻: 119 号: 21 ページ: 214308-214308
10.1063/1.4953233
Chaos
巻: 26 号: 6 ページ: 063103-063103
10.1063/1.4953014
Journal of Physical Chemistry B
巻: 120 号: 7 ページ: 1221-1227
10.1021/acs.jpcb.5b11870
J.Electroanal.Chem.
巻: 766 ページ: 60-70
10.1016/j.jelechem.2016.01.033
MICROSCOPY RESEARCH AND TECHNIQUE.
巻: 79 号: 5 ページ: 447-452
10.1002/jemt.22651
巻: 769 ページ: 16-20
10.1016/j.jelechem.2016.03.004
http://park.saitama-u.ac.jp/~nakabayashi-lab/index.php?e/FrontPage