研究課題/領域番号 |
15K13619
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佃 達哉 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90262104)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 金属クラスター触媒 / 電子供与性配位子 / 金クラスター触媒 |
研究成果の概要 |
本研究で得られた成果は下記の通りである。 (1)高分子で保護された直径1.2 nmの金クラスターに対して水素が電子供与性配位子として働くことで、局所表面プラズモン吸収を示すことを見出した。(2)高分子保護の合金クラスターPdAu33の合成に成功し、C=C結合の水素化反応に対する活性が劇的に向上することを見出した。(3)炭素担持金クラスターの表面修飾状態を制御しながら、ベンジルアルコールの空気酸化反応に対する触媒性能を評価した。電子供与性配位子として期待したエチルピロリドンなどの添加効果は観測されなかったが、過剰なチオールを加えた際にも特異な選択性を示す活性サイトが得られた。
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