研究課題/領域番号 |
15K13640
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
笹森 貴裕 京都大学, 化学研究所, 准教授 (70362390)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 典型元素 / ゲルマニウム / dーπ電子系 / ゲルミレン / ジゲルメン / ゲルミレノイド / 高周期典型元素 / ヨードゲルミレン / フェロセニル基 / ビス(フェロセニル)ゲルミレン / d-π電子系 / クロロゲルミレン / クロロゲルミレノイド / 高周期14族元素 / ゲルミルアニオン |
研究成果の概要 |
本研究課題では、ケイ素やゲルマニウムなどの高周期14族元素π結合をdーπ電子系に組み込んだ新規なdーπ電子系の創製を目指す。かさ高いフェロセニル基を活用することで、種々の官能基化されたゲルマニウム二重結合dーπ電子系の合成を簡便化できる前駆体としてFc*(Cl)Ge=Ge(Cl)Fc*という、ジクロロジゲルメンを合成目標として設定した。目的化合物の合成には至らなかったものの新しい含ゲルマニウム化合物である、ゲルミレノイドやビス(フェロセニル)ゲルミレンの合成に成功し、これらの特異な反応性や酸化還元挙動を解明した。
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