研究課題/領域番号 |
15K13654
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西原 寛 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (70156090)
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連携研究者 |
坂本 良太 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教 (80453843)
草本 哲郎 東京大学, 大学院理学系研究科, 助教 (90585192)
中里 和郎 名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授 (90377804)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 気相合成 / 気固界面 / 配位ナノシート / STM / 金属錯体 / 二次元物質 / 金属錯体ナノシート / 電気伝導性 / キャパシタ材料 / 水素発生反応 / 電極触媒 / 界面合成 / ナノシート / CONASH / ジチオレン / πナノシート / 界面反応 / 錯体 |
研究成果の概要 |
超高真空チャンバー内にて、ニッケラジチオレンナノシートの合成を目的として、ヘキサキス(ベンジルチオ)ベンゼンとニッケルを基板上に蒸着し、その構造をその場で走査トンネル顕微鏡で観察した。グラファイト基板上に蒸着した場合は、分子、ニッケルともに3次元的なクラスターを形成し、シート状の構造は確認されなかった。そこで、基板としてより分子に対して相互作用が強いと思われるCu(111)基板で同様の測定を行った。狙い通り、グラファイトの場合と比べて各種構造が表面全体に観察された。明白な2次元シートはいまだ観察されていないが、ごく狭い領域には、複数の分子と原子で構成されていると思われる構造が発見された。
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