研究課題/領域番号 |
15K13658
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
田中 大輔 関西学院大学, 理工学部, 准教授 (60589399)
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連携研究者 |
山田 豊和 千葉大学, 大学院融合科学研究科, 准教授 (10383548)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | STM / 原子価互変異性 / 単分子膜 / 原子価互変異性錯体 / 金属錯体 / ナノ材料化学 |
研究成果の概要 |
本研究では走査トンネル顕微鏡(STM)に着目し、双安定性を示す金属錯体の電子状態を室温近辺で制御・評価する。従来、このような研究は極低温条件の超高真空STMを用いて行われてきた。本研究では、低スピン状態(LS)と高スピン(HS)状態で大きく異なる電荷分布を取る原子価互変異性(VT)錯体を採用することで、室温でも機能する超高密度単分子メモリ素子創製を目指す。特に、本研究課題では、白金錯体とコバルト錯体の2種類の素子の作製を試み、STMによりその配列構造を決定することを目指した。さらに、超高真空STMによる評価を行うための分子合成について検討した。
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