研究課題/領域番号 |
15K13662
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
中沢 浩 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (00172297)
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研究分担者 |
鎌田 幸司 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 特任講師 (20713902)
板崎 真澄 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 講師 (60382032)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | クロロシラン / ヒドロシラン / 還元反応 |
研究成果の概要 |
Si-H結合は反応性が高いため、ケイ素化合物の変換反応において重要である。このSi-H結合を生成するために、従来はSi-Cl結合をLiAlH4などの強い還元剤を用いているが、LiAlH4は還元力が強すぎるため目的部位以外も還元してしまう。 本研究ではよりマイルドな還元剤であるNaBH4を用いてSi-Cl結合をSi-H結合に変換する反応を検討し、アセトニトリルあるいはTHFを反応溶媒として用いると目的のSi-Cl部位のみが還元されることを見出した。特にアセトニトリルを用いた場合には、室温で15分間反応させるだけで反応が完結することが分かった。
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