研究課題
挑戦的萌芽研究
異なる金属元素が直接結合することにより生じる異種混合金属クラスターは、同一種類の金属元素から構成されるクラスターとは異なる化学的性質を示すことが期待されている。しかし、一般に金属配列を制御しながら10核程度の多核異種混合金属クラスターを合成・単離することは困難であり、金属配列の相違に伴う性質を理解し、その特徴をうまく引出すことはこれまでできていない。本研究では、長鎖一次元金属鎖錯体をモデル分子として用いて、10核金属鎖内の異種混合金属配列を精密に制御するための化学的手法の開発を目指した。その結果、メタル化-脱メタル化-メタル化シーケンスを用いてこれを達成した。
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Angewandte Chemie International Edition
巻: 56 号: 5 ページ: 1346-1350
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Nature Communications
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