研究課題/領域番号 |
15K13682
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
|
研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
田島 裕之 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (60207032)
|
連携研究者 |
佐藤 井一 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 助教 (90326299)
|
研究協力者 |
角屋 智史 兵庫県立大学, 物質理学研究科
山田 順一 兵庫県立大学, 物質理学研究科
横松 得滋 兵庫県立大学, 工学研究科
前中 一介 兵庫県立大学, 工学研究科
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 弱磁場磁気抵抗 / 有機スピントロニクス / 導電性高分子 / 光CELIV / 有機薄膜太陽電池 / バルクヘテロ接合 / 蓄積電荷測定 / 電荷注入障壁 / ACM / 有機薄膜デバイス / 蓄積電荷測定法 / 光CELIV法 / 変位電流法 |
研究成果の概要 |
高分子バルクへテロ接合型有機太陽電池を用いて、10 K以下の温度で、光CELIVシグナルの磁場効果を調べた。遅延時間(td)を変え、磁場効果のtd依存性を詳細に調べた。その結果、td<0.08msでは、磁場が0.1T以下のときで正、0.2T以上で負、の磁場効果を観測した。td>8msでは、正の磁場効果のみを観測した。パルス光照射直後のパルス電流は磁場効果を示さなかった。td=800msでは、温度が1.8K、磁場が15Tのとき、80%という非常に大きな正の磁場効果を観測した。一連の実験結果を、磁場中の三重項-一重項(一重項-三重項)転換モデルに基づき解釈した。
|