研究課題/領域番号 |
15K13690
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
大森 建 東京工業大学, 理学院, 准教授 (50282819)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | シクロファン / 面性不斉 / ポリフェニレン / ヘリシティー / パラシクロファン / ナフタレノファン / 面不斉 / 軸不斉 / ラチェット型分子 |
研究成果の概要 |
本研究においては、面性不斉を有するパラシクロファン誘導体の簡便な合成経路を開拓するとともに、合成した面不斉シクロファン単をスペーサーを介して連結し、そのビアリール結合の回転に由来する分子の動的挙動と光学的異方性について詳細に研究を行った。まず、シクロファン誘導体の合成については、これまで煩雑であった架橋鎖の合成を簡便に行える新たな手法を見出すことができた。そしてシクロファンとスペーサーの結合、およびオリゴマー化についでも合成効率をボリル基のオルトゴナルな活性化に基づく合成方法により大幅に向上させるに成功した。そして、合成したオリゴマーが特異な光学的異方性を有していることを明らかにした。
|