研究課題/領域番号 |
15K13695
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中村 正治 京都大学, 化学研究所, 教授 (00282723)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | 鉄触媒 / CH官能基化 / アミノ化 / 含窒素多環芳香族化合物 / 有機電子材料 / 正孔輸送材料 |
研究成果の概要 |
鉄触媒による新規な分子間および分子内CーHアミノ化反応を開発し,有機発光デバイスにおける正孔注入材料としての利用が期待される置換5,10-ジヒドロフェナジン類の短工程かつ直接的な合成手法の開発を行った。工業生産上の優位性を有する鉄触媒と安価な酸化剤を組み合わせて用いることにより,入手容易な置換ジアリールアミン類を分子間のCーHアミノ化反応と引き続く分子内C-Hアミノ化反応条件に附すことにより,上記目的生成物を一挙に合成することが出来た。従来の手法では,出発原料に対して事前の官能基化が必要であるため合成が困難であった様々な置換基を有するジヒドロフェナジン類を高効率で合成可能となった。
|