研究課題/領域番号 |
15K13702
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
成田 吉徳 中部大学, 総合工学研究所, 教授 (00108979)
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研究協力者 |
ザーラン ザキ N.
モハメド イマン A.
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 二酸化炭素還元 / 一酸化炭素 / 電気化学 / 鉄ポルフィリン / 二量体 / 金属酵素 / 卑金属触媒 / 二核錯体 / 錯体触媒 / 人工光合成 |
研究成果の概要 |
二酸化炭素は温暖化効果ガスとしてその低減だけでなく、重要な炭素資源として有効再利用が強く求められている。本研究では、二酸化炭素の有効利用において必須となる還元触媒の開発を行った。その結果、従来より触媒として用いられてきた貴金属ではなく、汎用金属である鉄原子を二酸化炭素との反応に適切な距離で2個含む触媒を合成することで、高効率・高活性・大きい耐久性を持ち、一酸化炭素のみを選択的に電解法で生成することに成功した。また、この触媒を修飾した電極を最適構造とすることで、水中においても水素発生を伴うこと無く二酸化炭素のみを一酸化炭素への変換を低電位で達成し、今後の二酸化炭素有効利用に途を開くことができた。
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