研究課題/領域番号 |
15K13715
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
三浦 篤志 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (90379553)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | レーザー捕捉 / 結晶化 / タンパク質 / 顕微分光 / 光圧 / 顕微ラマン分光 |
研究成果の概要 |
タンパク質溶液の気液界面へ捕捉レーザー光を照射すると、集光点の近傍に局所的な高濃度ドメインを形成できる。この時空間的に制御された高濃度ドメインを利用し、効率的かつ短時間での新規結晶化法を着想し、界面レーザー捕捉による結晶化を試みた。捕捉レーザー照射下で誘起される現象(集合体形成過程、液滴形成・消失、結晶形成)の詳細な分光学的検討から、レーザー捕捉下におけるタンパク濃度変化と分子配向変化を明らかにした。リゾチームや対称性の高い球殻状タンパク質フェリチンのレーザー誘起結晶化より、界面レーザー捕捉により結晶形成時間の大幅な短縮と、結晶成長速度の大幅な向上が可能であることを明らかにした。
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