研究課題/領域番号 |
15K13737
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体関連化学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
野中 洋 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (80579269)
|
研究協力者 |
山東 信介 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (20346084)
今倉 悠貴 東京大学, 大学院工学系研究科化学生命工学専攻
伊藤 慎 東京大学, 工学部化学生命工学科
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 核磁気共鳴 / 核偏極 / 分子プローブ |
研究成果の概要 |
本研究では、核偏極された環境感受性分子を内包できるメソ空間を利用した新しい超偏極センシングシステムの開発を目指した。メソ空間は、環境応答性蛍光色素を利用する蛍光検出システムにおいて広く使用されている。そのようなシステムを実現するために、我々はメソ空間に内包する候補となる環境応答性の超偏極分子の探索を試みた。その結果、15Nグリシン由来の有望なシグナル分子を見出した。この分子はpH変化に伴い、15N化学シフト変化を示した。さらに、超偏極寿命と相関する重要なパラメータである十分なT1値を有していた。この知見が新しい超偏極センシングシステムを開発する上で有益であると考えている。
|