研究課題/領域番号 |
15K13740
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体関連化学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
荘司 長三 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (90379587)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
|
キーワード | 変性蛋白質 / 自己集合 / 繊毛 / ベータシート構造 / アミロイド繊維 / アルツハイマー病 / アミロイド線維 |
研究成果の概要 |
大腸菌の線毛を構成する蛋白質の一つであるFimGが,変性状態で自己集合し,変性蛋白質集合体を形成し,この変性蛋白質集合体が,様々な疎水性のゲスト分子を取り込むことを明らかにした.さらに,FimGが逆平行βシート構造を主構成要素とする蛋白質であることに着目し,変性FimGのβシート構造形成ドメインが,βシート構造を形成するペプチドと強く相互作用する可能性が高いことに期待して,アルツハイマー病の原因として知られるアミロイド線維形成の阻害を試みたところ,この変性蛋白質集合体の存在下でアミロイド線維の形成が阻害されることを見出した.
|