研究課題/領域番号 |
15K13742
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
梶原 康宏 大阪大学, 理学研究科, 教授 (50275020)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 糖質関連化学 / 糖鎖工学 / 糖タンパク質 / 糖鎖 / 核磁気共鳴法 / 安定同位体 / 安定同位体標識 |
研究成果の概要 |
糖タンパク質を化学合成するには、糖鎖ペプチドやペプチドを固相合成により調製後Native chemical ligation(NCL)で連結する。本研究では、位置特異的、濃度可変式15N標識を含む糖タンパク質の化学合成を実施した。ハイマンノース型糖鎖、複合型糖鎖、そして糖鎖を持たないケモカインという糖タンパク質を合成し、それぞれの構造をNMRを用いて考察した。その結果、糖鎖付加はタンパク質の3次元構造には大きな変化を与えなかったが、タンパク質の運動性に影響することがわかった。 また、鶏卵から単離したヒト2分枝複合型糖鎖から天然に存在する3分枝型糖鎖2種類を僅か10工程で合成できることを示した。
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