研究課題/領域番号 |
15K13760
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
津田 栄 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 上級主任研究員 (70211381)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 不凍 / タンパク質 / 氷 / 再結晶化 / 氷結晶結合 / 分子構造 / ナノスケール / 計測 / 結晶成長 / 水 / 氷結晶 / 熱ヒステリシス / 界面前進凍結濃縮 / 不凍蛋白質 / AFP / 冷熱 |
研究成果の概要 |
通常の氷は無数の氷の単結晶(氷核)が再結晶化を起こし互いに固く結びついたものである。不凍タンパク質(AFP)は氷核の再結晶化抑制機能(Ice Recrystallization Inhibition, IRI)を有するがその定量法は未確立であった。本研究では、AFP含有氷を構成する任意の氷核の再結晶化速度をOstward Ripening則に基づいて算出することによって、IRI機能を定量化できることを見出した。更に、この解析法を用いることで分子量3.3kDaの40アミノ酸残基から成るBpAFPが優れたIRI活性を発揮することを見出した。論文総数9、学会等発表総数41(うち招待講演数5)。
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