研究課題/領域番号 |
15K13765
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
エネルギー関連化学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
酒井 剛 宮崎大学, 工学部, 教授 (40284567)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 電極触媒 / 酸素還元活性 / 酸化物担体 / 溶媒熱処理 / 結晶成長 / 水熱処理 / 燃料電池 / 酸化物 / 白金 / 酸素還元 |
研究成果の概要 |
部分還元酸化物に担持した白金の高酸素還元活性の発現は、Ptと低価数状態のTi3+を含む酸化物との相互作用だけでなく、カーボンからの電子供給が重要な因子であることが示唆され、このメカニズムを活かすように合成した電極触媒は比活性(白金表面積あたりの酸素還元活性)が高くなることを明らかにした。また、TiCl3(3価のチタン)とSnCl2(2価のスズ)から合成したTiO2-SnO2複合酸化物が焼成過程では結晶成長せずに水熱処理によって結晶成長する特異的な現象を見出し、この複合酸化物を担体として、Ptを担持すれば市販のPt/C試料よりも高い酸素還元比活性を示すことを明らかにした。
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