研究課題/領域番号 |
15K13769
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
吉川 浩史 関西学院大学, 理工学部, 准教授 (60397453)
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連携研究者 |
谷藤 尚貴 米子工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (80423549)
阿波賀 邦夫 名古屋大学, 大学院理学研究科物質理学専攻, 教授 (10202772)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 金属有機構造体 / 二次電池 / ポリオキソメタレート / 炭素材料 / XAFS / ジスルフィド |
研究成果の概要 |
本研究では、二電子の酸化還元反応を示すアントラキノンジカルボン酸配位子とMnイオンから成る新規多電子レドックス金属有機構造体(MOF)を作製し、これを正極材料とするリチウム電池が従来のリチウムイオン電池よりも大きな容量と安定なサイクル特性を示すことを見出した。In situ XAFSおよび粉末X線回折より、Mnイオンとアントラキノン両方の酸化還元により大きな容量が得られることを明らかにするとともに、電解質カチオンおよびアニオンの両方が関与するデュアルイオン電池であることを示した。また、ポリオキソメタレートとMOFからなるPOMOFの電池特性やMOFを鋳型とする炭素材料の作製も行った。
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