研究課題/領域番号 |
15K13773
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
柳 久雄 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (00220179)
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連携研究者 |
山下 兼一 京都工芸繊維大学, 電気電子工学系, 教授 (00346115)
佐々木 史雄 独立行政法人産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 上級主任研究員 (90222009)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ポラリトンレーザー / 有機結晶 / TPCO / 励起子ポラリトン / 有機レーザー |
研究成果の概要 |
シアノ置換した(チオフェン/フェニレン)コオリゴマー(TPCO)結晶を分布ブラッグ反射(DBR)ミラーで挟んだ面発光型マイクロキャビティを作製し、その発光スペクトルの角度依存性を測定した結果、エネルギー角度分散曲線に反交差分裂を観測し、光励起下でキャビティフォトンと励起子が強結合した励起子ポラリトンが生成していることを実証した。電流励起によるポラリトンレージングを念頭に、TPCO膜をDBR基板上に積層したp/n接合型の有機EL素子を作製し、電界発光スペクトルの角度分解特性から、電流励起下においても励起子ポラリトンが生成していることが示唆された。
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