研究課題/領域番号 |
15K13775
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
瀧宮 和男 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, グループディレクター (40263735)
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連携研究者 |
中野 正浩 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, 特別研究員 (80724822)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 自己組織化単分子膜 / 双極子モーメント / 界面電荷 / 両極性有機半導体 / 相補型インバータ / 有機太陽電池 |
研究成果の概要 |
有機半導体デバイスにおける有機半導体-酸化物(基板)の界面を自己組織化単分子膜(SAM)で修飾し、SAMが誘起する双極子の効果によりデバイスの高性能化を試みた。まず、両極性有機半導体の単極性化、及び、これと基板の選択的SAM修飾を組み合わせることで、単一の両極性材料から成る高性能相補型インバータを実現することを成功した。次に強い双極子モーメントを誘起するSAMを有機太陽電池中の酸化物-活性層の界面に適用したところ、誘起された双極子の方向に応じて特性の低下/改善が見られた。これらの成果は、分子層一層でありながら、界面修飾が有機半導体デバイスの特性改善(または制御)に有用であることを示している。
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