研究課題/領域番号 |
15K13791
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
長濱 宏治 甲南大学, フロンティアサイエンス学部, 准教授 (00551847)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ハイドロゲル / 細胞 / バイオマテリアル / 再生医療 / 高分子 / 機能性材料 / 刺激応答ゲル / 機能性ハイドロゲル / 細胞表面クリック反応 / 細胞機能利用 |
研究成果の概要 |
本研究では、細胞の糖代謝反応による糖鎖修飾法により、細胞が本来もっていない官能基であるアジド基を細胞表面に導入した後、生体適合性を有するアルギン酸の分岐構造体に複数のアザシクロオクチン基を有する高分子との生体直交クリック反応によって、細胞を高分子で架橋した“生きているゲル”の作製を行った。この細胞架橋ゲルは、細胞が高分子で化学架橋されているため、細胞のもつ細胞分裂や細胞接着などの反応を、高分子ネットワーク全体に伝播することができ、従来の機能性ゲルでは発現しえない高い機能をゲルに付与することができた。これらは世界初の成果であり、国内外の学会および学術論文などとして報告した。
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