研究課題/領域番号 |
15K13803
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
菅野 了次 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (90135426)
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研究分担者 |
平山 雅章 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (30531165)
鈴木 耕太 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (40708492)
小林 玄器 分子科学研究所, 協奏分子システム研究センター, 特任准教授 (30609847)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ヒドリドイオン / イオン導電体 / 結晶構造 / 導電メカニズム / ヒドリドイオン導電体 / 高圧合成 / イオン導電機構 / 電気化学デバイス |
研究成果の概要 |
「ヒドリド導電メカニズムの開拓とデバイス開発」を目的として、ヒドリドイオン(H-)が固体内を拡散する物質を基に、新規材料探索、導電機構の解析を行った。酸水素化物系におけるヒドリド導電体の基本構造であるK2NiF4型のヒドリド導電は、主にペロブスカイト層内で進行することを見出し、岩塩層内におけるヒドリドよりペロブスカイト層内のヒドリドが相対的に高速拡散することを明らかにした。K2NiF4型La-Sr-Li-H-O系材料は、水素雰囲気で密封したコンテナでの焼成で合成が可能であり、高圧合成と比較して一度により多くの試料が得られるため、デバイス検証に適したプロセスが確立できた。
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