研究課題/領域番号 |
15K13806
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
深見 一弘 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60452322)
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連携研究者 |
作花 哲夫 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (10196206)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 腐食 / センシング / 非線形化学 / 隙間腐食 / 電気化学振動 / 鉄 / 電流振動 |
研究成果の概要 |
本研究では,診断精度の向上・均質化に資する電気化学に基づいた隙間腐食のモニタリングに取り組んだ. 隙間鉄電極で定電位測定を行ったところ,隙間では鉄電極の場合と同様電流が自発的に振動することが確認された.電流振動の一周期の波形に着目すると,隙間ではない鉄電極の場合と明確な違いがみられた.で振動波形の解析から隙間内ではプロトン濃度が約4倍に上昇していることがわかった.また振幅解析によって,電気化学反応が周期的に進行している面積の同定に成功した.以上より,隙間鉄電極における電流振動の波形に解析によって,隙間内の局所pHや電気化学的に活性な面積を同時に知ることが可能となった.
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