研究課題/領域番号 |
15K13875
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
須藤 誠一 秋田県立大学, システム科学技術学部, 特別研究員 (90006198)
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研究分担者 |
矢野 哲也 弘前大学, 理工学研究科, 准教授 (70404853)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 生物流体力学 / ナノ・マイクロ流動 / 生物モティリティシステム / 生物微小振動 / 節足動物ミメティクス / プラントミメティクス / マイクロ磁性流体デバイス / 表面弾性波流体駆動素子 / マイクロ流動 / 霧化過程 / 微小界面振動 / 磁性流体 / アコーステックストリーミング / 振動磁場分布 / SAWデバイス / 表面毛細波 / 植物流体力学 / 遊泳繊毛 / 頭花運動 / 花弁表面細胞形状 / 微小振動 / 遊泳細毛 / 二叉跳躍器 / トビムシ / 花弁細胞形状 / 磁性流体マイクロデバイス |
研究成果の概要 |
微小生物システムにおけるモティリティはナノ・マイクロ流動と関連している。本研究では,微小生物の巨視的な運動に関連しているナノ・マイクロ流動の流動メカニズムを究明し,マイクロ流動の発現原理を利用したデバイスへの開発を目的に研究を進めた。 その結果,ハマトビムシの遊泳肢の微細な折り畳み構造と能動的振動運動が低レイノルズ数領域で効果的な推進力を生成すること,トビムシは跳躍肢の空洞構造を巧みに操り気体高圧を生成して体長の数十倍から百倍以上もの距離を瞬時に移動すること,頭花運動が花弁細胞間の流体流動によってなされていることを解明し,その仕組みを制御する微小振動に倣うマイクロ流動生成デバイスを開発した。
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