研究課題/領域番号 |
15K13887
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大田 治彦 九州大学, 工学研究院, 教授 (50150503)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 熱工学 / 沸騰 / 高性能冷却 / 非共溶性混合媒体 / 半導体冷却 |
研究成果の概要 |
優れた冷却性能が期待できる非共溶性混合媒体による沸騰冷却について実験を行った。プール沸騰では、低沸点媒体の高い蒸気圧によって高サブクール度が自立的に付与される高沸点媒体が伝熱面に接触する場合、限界熱流束の増大が確認され、さらに低沸点媒体からの発生気泡の効果による伝熱面温度の低下を確認した。円管内強制流動沸騰では、管軸方向の流体温度分布を推算して局所熱伝達係数を評価し、流量比、熱流束の影響を調べた。矩形狭あい流路強制流動沸騰実験では、間隙幅2, 1, 0.5mmで実験を行った。低沸点媒体の沸騰が高沸点媒体の強制対流あるいは強制流動沸騰熱伝達に対して劣化もしくは劣化を促進する場合が見られた。
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