研究課題/領域番号 |
15K13889
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
北川 敏明 九州大学, 工学研究院, 教授 (40214788)
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研究分担者 |
渡邊 裕章 九州大学, 工学研究院, 准教授 (60371598)
永野 幸秀 九州大学, 工学研究院, 助教 (20567060)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 燃焼 / 粒子状物質 / すす生成機構 / 予混合火炎 / 電子顕微鏡 / 数値シミュレーション / すす生成モデル / 熱-拡散効果 / 粒子状物質(PM) / 粒子状物質(PM) / 火炎伸長 |
研究成果の概要 |
層流および乱流球状伝播予混合火炎により生成される粒子状物質の生成機構とその低減方法を調べた. 実験による火炎の直接光写真および断層写真撮影から,熱-拡散効果を受け火炎温度が著しく低下している領域ですすが生成されるが,乱れが強い方がその領域は小さいことを明らかにした.また,すすの電子顕微鏡観察から,要素粒子が鎖状となっている構造が確認された.熱-拡散効果を緩和することによりすす生成を抑制できる可能性があるという知見を得た.さらに,数値シミュレーションにより,すすの分布,質量分率,粒径分布,さらには,すす生成過程における核生成,凝集,表面成長,酸化反応の寄与を求め,すす生成挙動を明らかにした.
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