研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒト幹細胞由来の細胞製品を用いた再生医療技術において、残存する未分化細胞や目的以外の細胞の混在等の問題が存在し、それらの細胞を除去せず移植へ用いると、腫瘍の形成や、目的細胞の機能低下の恐れがある。しかし、現在、細胞分離法として、細胞への光学的・機械的ダメージが課題である。本課題は、マイクロ流路における細胞へのダメージを世界に先駆けてヒトiPS細胞由来の細胞に対して明らかにし、ヒトiPS由来細胞の機械的特性は他種類の細胞と異なることを考慮したデバイスの内部構造の最適化を実現し、細胞にダメージを与えない非侵襲的かつ高効率に細胞を選別・精製・回収可能な分離原理を考案する。
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すべて 国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 3件、 査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件)
Journal of Materials Chemistry B.
巻: 5 号: 2 ページ: 236-244
10.1039/c6tb02246d
Biofabrication
巻: 8 号: 3 ページ: 035017-035026
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Journal of Materials Chemistry B
巻: - 号: 19 ページ: 3305-3312
10.1039/c6tb00351f