研究課題/領域番号 |
15K13934
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 富山高等専門学校 |
研究代表者 |
古川 裕人 富山高等専門学校, 電気制御システム工学科, 准教授 (30238670)
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研究分担者 |
石田 弘樹 岡山理科大学, 理学部, 准教授 (50413761)
経田 僚昭 富山高等専門学校, 商船学科, 准教授 (50579729)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ワイヤレス給電 / 超低周波 / 非接触給電 / 電磁界解析 / 商用電源周波数 / 電磁誘導 / 等価回路解析 |
研究成果の概要 |
金属格子や板越しのワイヤレス給電(WPT)を実現するために磁気共鳴方式のWPTに低周波の磁場を用いた。超低周波を用いると電磁コイルの重量が重たくなる欠点があるため、WPTの専用シミュレータを開発して軽量な電磁コイルの設計を行った。その結果、以前に作成した電磁コイルの重量が11.9kgであったのに対して1.69kgまで軽量化することに成功した。また、装置の性能は、伝送距離30mmにおいて伝送効率91%、伝送電力426Wを実現した。さらに、伝送空間を1mm厚のステンレス板で隔てた場合においても伝送効率80%、伝送電力317Wの高い性能を実現した。これらの伝送性能は過去の報告例に比べ格段に高い。
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