研究課題/領域番号 |
15K13947
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
東城 友都 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30736385)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 単層カーボンナノチューブ / シクロパラフェニレン / 熱融合 / カーボンナノチューブ / 物理合成 / シリコン基板 / 垂直配向 / アゾメチン結合 / アミノ基 / 修飾 / 紫外線照射 |
研究成果の概要 |
単層カーボンナノチューブ(SWNT)の金属または半導体性質の直接合成を目指した。SWNTの最短骨格環状構造であるシクロパラフェニレン(CPP)を輪投げの方式で土台分子のフラーレンに導入後、CPP同士を熱融合させることでSWNTの合成を行なった。電子顕微鏡像観察により、得られた構造には非晶質構造が含まれていたが、目的とする円筒状構造のSWNTも観察された。またラマン分光分析から、SWNT由来のピークが観測され、得られたSWNTは半導体的性質を有することが示唆された。しかし、CPPは金属SWNTの最短骨格構造であるため、今回の熱処理では、CPPの環状構造が崩れて熱融合した可能性が示唆された。
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