研究課題/領域番号 |
15K13970
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 静岡大学 (2016) 富山大学 (2015) |
研究代表者 |
小野 行徳 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (80374073)
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研究分担者 |
土屋 敏章 島根大学, 総合理工学研究科, 教授 (20304248)
堀 匡寛 静岡大学, 電子工学研究所, 講師 (50643269)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | チャージポンピング / 電子スピン共鳴 / シリコン酸化膜界面 |
研究成果の概要 |
チャージポンピング(CP)とEDMR(Electrically detected magnetic resonance)を組み合わせたCP-EDMR法を立ち上げ、その高感度化を行った。これにより、シリコンMOSトランジスタのCP-EDMRの観測に世界で初めて成功した。検出スピン数の下限値は1000スピン程度であり、CPを高周波で行うことにより単一スピンの検出が可能であるとの見通しが得られた。また、CP-EDMR法で用いるゲート電圧パルスを変調することにより、エネルギー分光が可能であることを実証した。 これらの結果は、同手法によりスピン相関を観測することができることを示すものである。
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